Windows のフィルター・ビルダーを使用すれば、イベント・リスト・データのためのフィルターを作成できます。
フィルターを作成または編集するには、以下のようにします。
- フィルター・ビルダーを開始します。
- フィルター・セットアップ域で以下のように入力します。
- 名前
- 新規フィルターを作成する場合は、現在の名前をフィルターの固有の名前で上書きします。 この名前は、イベント・リスト・メニューでフィルターを選択するために使用されます。 既存のフィルターを編集する場合は、このフィールドに入力する必要はありません。
- 編集可能
- 適切な管理者権限を持っている場合は、このチェック・ボックスを選択して他のユーザーによるこのフィルターの編集を許可するか、またはチェック・ボックスをクリアしてフィルターが変更されないように保護します。
制約事項: この設定は、フィルターがイベント・リスト構成 (.elc ファイル) の一部として保存されている場合にのみ適用されます。
条件、論理、およびサブ照会の各フィルター・エレメントの組み合わせによってフィルターを作成できます。 フィルター・メトリックを定義したり、エレメントのコピー、貼り付け、削除の操作を実行したりすることも可能です。
- 以下のようにして条件エレメントを作成します。
- ボタン・バーから「条件」をクリックします。
- エレメント定義域の各フィールドに以下のように入力します。
- タイプ
- このリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
- シンプル: このオプションを選択すると、条件エレメントでシンプルな式を使用します。
- 複雑: このオプションを選択すると、2 つのデータベース列、または 2 つの式の比較を可能にする複雑な式を使用します。
- 列
- このリストから、比較で使用するデータベース列を選択します。
- デフォルトで、リストには、alerts.status データベース表内の列の名前が入っています。 フィルター・ビルダーは、どの列が使用可能であるかを自動的に判別します。 このリストが異なっている場合があります。
- 演算子
- 比較演算子をこのリストから選択します。
- 使用可能な比較の範囲は、「列」ドロップダウン・リストから選択した項目によって決まります。 特定の列には、使用不可の比較もあります。 例えば、LIKE 演算は、「重大度」などの数値列に使用することはできません。
- 値
- ここに表示されるフィールドは、「タイプ」、「列」、および「演算子 リストで選択したオプションによって異なります。
- 「タイプ」が「シンプル」である場合には、表示される値フィールドは、「列」リストで選択したデータベース列のタイプがストリング、整数、または時刻のいずれであるかによって異なります。
- 「タイプ」が「複雑」である場合には、「フィルター SQL の編集」ウィンドウ内で SQL を直接編集できるように、「編集」ボタンが用意されています。
「OK」をクリックして保存し、フィルター・ビルダーに戻ると、SQL 式は自動的に構文解析され、グラフィカル表示域内の条件エレメントに追加されます。 無効な SQL テキストを「フィルター SQL の編集」ウィンドウに入力した場合、そのウィンドウを終了する前に、構文を訂正する必要があります。
- 必要に応じて、論理エレメントの AND または OR を以下のように挿入して複数の条件を構成します。
- グラフィカル表示域から、論理比較を作成する既存のエレメントを選択します。 作成する論理比較の対象には、条件エレメントまたは別の論理エレメントを指定できます。対象のエレメントを省略することもできます。
- 「AND」条件ボタンまたは「OR」条件ボタンのいずれかを選択します。
- 新しい条件の条件属性を変更します。
- 「適用」ボタンをクリックして、変更を保存します。
条件エレメントまたは論理エレメントを選択してから、いずれかの論理ボタンをクリックしたときの動作を以下の表にまとめます。
表 1. 「先頭のロジック」ボタンと「末尾のロジック」ボタンで得られる結果| エレメント |
「先頭のロジック」ボタンを使用 |
「末尾のロジック」ボタンを使用 |
| 条件エレメント |
条件エレメントの親の子として論理エレメントが作成されます。 条件エレメントは論理エレメントの子になります。 |
条件エレメントに子を設定することはできないので、「末尾のロジック」ボタンは使用不可になります。 |
| 論理エレメント |
論理エレメントの親の子として論理エレメントが作成されます。 条件エレメントは論理エレメントの子になります。 |
既存の論理エレメントの子として論理エレメントが追加されます。 挿入ポイントに既に 2 つの子があれば、このボタンは無効になります。 |
| エレメントを選択しない |
1 つの論理エレメントが作成されます。 |
1 つの論理エレメントが作成されます。 |
- 必要に応じて、以下のように条件を否定します。
- グラフィカル表示域から、条件エレメントを選択します。
- ボタン・バーから「否定」をクリックします。
否定エレメントは、常にツリー内の現在の挿入ポイントの前 に挿入されます。否定エレメントには、1 つの親と 1 つの子だけを設定できます。
注: 既存の否定論理エレメントの前に否定論理エレメントを挿入することはできません。 ただし、フィルターを編集するときに、ツリー内の 1 つのセクションを削除した結果として、2 つの否定エレメントが連続して並ぶ可能性はあります。 有効なフィルターを作成するには、そのいずれかを削除しなければなりません。
- 必要に応じて、以下のようにサブ照会エレメントを作成します。
- ボタン・バーから「サブ照会」をクリックします。
- エレメント定義域の各フィールドに以下のように入力します。
- 列
- このリストから、検索に使用するデータベース列を選択します。
- 演算子
- このリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
- 「以内」: このオプションを使用して、列の内容を検索します。
- 「以外」: このオプションを使用して、フィールドに内容がないことを確認します。
- 選択
- 「以内」または「以外」操作の実行対象リストの作成時に使用する列を選択します。 このリスト内のオプションは、「から」リストで選択されたオプションによって決まります。
- から
- 情報を導き出すデータベース表を選択します。
このデータベース表は、alerts.details、alerts.journal、または alerts.status のいずれであってもかまいません。
- 必要に応じて、以下のようにフィルター・メトリックを設定します。
- メトリック
- 1 番目のリストを使用して、用いる測定を選択します。
- 「平均」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート用に選択されているフィールドの平均値を戻します。
- 「カウント」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラートのカウントを戻します。 選択されたフィールドは、この計算に使用されません。
- 「合計」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート用に選択されているフィールドの合計を戻します。
- 「最小」を選択して、フィルターと一致するアラート内の選択済みフィールドの最小値を戻します。
- 「最大」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート内の選択済みフィールドの最大値を戻します。
- 2 番目のリストを使用して、測定を適用するフィールドを選択します。 アラート内の整数と時刻のフィールドのみが、メトリック計算に使用可能です。
ヒント: メトリック値は、「イベント・リスト」モニター・ボックス・ウィンドウ内のモニター・ボックスに表示されます。
- 必要に応じて、以下のようにエレメントをコピーして貼り付けます。
- グラフィカル表示域から、コピーするエレメントを選択し、を選択します。
- を選択して、フィルター内の任意の場所にエレメントを貼り付けます。 フィルター・ビルダーは、現在選択されているエレメントの相対エレメントを挿入しようとします。
- 以下のように個々のエレメントを削除したり、親エレメントと子エレメントを一緒に削除したりします。
- フィルターを定義した後、以下のようにフィルターを保存するか、変更をキャンセルします。
- 適用
- このボタンをクリックして、変更内容を保存せずにフィルターに適用します。
- 閉じる
- このボタンをクリックして、ウィンドウを閉じ、変更内容を廃棄します。