このウィンドウを使用して、イベント・リストでアラートをフィルター処理するための SQL 照会 (または WHERE 節) を定義します。 フィルター・ビルダーを使用すると、これらのフィルターをイベント・データに応じてセットアップおよび保守できます。
フィルター・ビルダーには、以下の領域が含まれています。
フィルター・セットアップ域
この領域を使用して、名前を定義し、フィルターの許可を設定します。
この領域で以下のように入力します。
- 名前
- 新規フィルターを作成する場合は、現在の名前をフィルターの固有の名前で上書きします。 この名前は、イベント・リスト・メニューでフィルターを選択するために使用されます。 既存のフィルターを編集する場合は、このフィールドに入力する必要はありません。
- 編集可能
- 適切な管理者権限を持っている場合は、このチェック・ボックスを選択して他のユーザーによるこのフィルターの編集を許可するか、またはチェック・ボックスをクリアしてフィルターが変更されないように保護します。
制約事項: この設定は、フィルターがイベント・リスト構成 (.elc ファイル) の一部として保存されている場合にのみ適用されます。
グラフィカル表示域
この領域には、現在のフィルターのエレメント定義が、エレメント間の関係を示すグラフィカル・ツリー構造で表示されます。 エレメントをツリーに追加するには、ボタン・バーにあるボタンを使用します。 現在選択されているエレメントは、周囲に赤い枠を付けて示されています。 編集は、現在のエレメントを基準にして行われます。 この領域内のエレメントを選択すると、その詳細が表示され、エレメント定義域内で編集できます。
エレメント定義域
この領域には、現在選択されているエレメントの詳細が表示され、異なる値のセットの指定を可能にします。 選択した項目は、グラフィカル表示域、および SQL 表示域に反映されます。
条件エレメントを作成するために
「条件」ボタンをクリックした場合は、フィールドに以下のように入力します。
- 式のタイプ
- このリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
- シンプル: このオプションを選択すると、条件エレメントでシンプルな式を使用します。
- 複雑: このオプションを選択すると、2 つのデータベース列、または 2 つの式の比較を可能にする複雑な式を使用します。
- フリー・フォーム: このオプションを選択すると、ObjectServer SQL の拡張機能を使用するための式を指定できます。
- 列
- このリストから、比較で使用するデータベース列を選択します。
- デフォルトで、リストには、alerts.status データベース表内の列の名前が入っています。 フィルター・ビルダーは、どの列が使用可能であるかを自動的に判別します。 このリストが異なっている場合があります。
注: 「列」リストは、「式のタイプ」リストから「フリー・フォーム」オプションを選択した場合には表示されません。
- 演算子
- 比較演算子をこのリストから選択します。
- 使用可能な比較の範囲は、「列」ドロップダウン・リストから選択した項目によって決まります。 特定の列には、使用不可の比較もあります。 例えば、LIKE 演算は、「重大度」などの数値列に使用することはできません。
注: 「演算子」リストは、「式のタイプ」リストから「フリー・フォーム」オプションを選択した場合には表示されません。
- 値のデータ・タイプ・フィールド
- ここに表示されるフィールドは、「式のタイプ」リストで選択したオプションによって異なります。
- 「式のタイプ」が「シンプル」である場合には、表示される値フィールドは、「列」リストで選択したデータベース列のタイプがストリング、整数、または時刻のいずれであるかによって異なります。
- 「式のタイプ」が「複雑」または「フリー・フォーム」である場合には、「フィルター SQL の編集」ウィンドウ内で SQL を直接編集できるように、「編集」ボタンが用意されています。
「OK」をクリックして保存し、フィルター・ビルダーに戻ると、SQL 式は自動的に構文解析され、グラフィカル表示域内の条件エレメントに追加されます。 無効な SQL テキストを「フィルター SQL の編集」ウィンドウに入力した場合、そのウィンドウを終了する前に、構文を訂正する必要があります。
論理エレメントを作成するために
「先頭のロジック」または
「末尾のロジック」ボタンをクリックした場合は、フィールドに以下のように入力します。
- 論理 AND
- このオプションを選択して、AND 演算子をフィルター定義に追加します。
これはデフォルト・オプションです。
- 論理 OR
- このオプションを選択して、OR 演算子をフィルター定義に追加します。
サブ照会エレメントを作成するために
「サブ照会」ボタンをクリックした場合は、フィールドに以下のように入力します。
- 列
- このリストから、検索に使用するデータベース列を選択します。
- 演算子
- このリストから、以下のオプションのいずれかを選択します。
- 「以内」: このオプションを使用して、列の内容を検索します。
- 「以外」: このオプションを使用して、フィールドに内容がないことを確認します。
- 選択
- 「以内」または「以外」操作の実行対象リストの作成時に使用する列を選択します。 このリスト内のオプションは、「から」リストで選択されたオプションによって決まります。
- から
- 情報を導き出すデータベース表を選択します。
このデータベース表は、alerts.details、alerts.journal、または alerts.status のいずれであってもかまいません。
SQL 表示域
SQL 表示域には、フィルターを作成する際に SQL が表示されます。 ボタン・バーで「SQL の編集」をクリックすると、「フィルター SQL の編集」ウィンドウ内で SQL を直接編集できます。
有効な SQL 構文を使用してフィルター照会を入力してから、「OK」をクリックして入力した内容を保存し、フィルター・ビルダーに戻ります。 フィルター・ビルダーは、SQL テキストの構文解析を試行し、フィルター・ツリーをビルドします。 無効な SQL の場合はエラー・メッセージが表示されます。
この場合は、まず「フィルター SQL の編集」ウィンドウでエラーを訂正してから続行する必要があります。
メトリック域
メトリック・ボタンを使用してフィルターに測定を適用し、有用な数値がフィルターで計算されるようにします。 例えば、「計算合計」メトリックは、ObjectServer 内の重複アラートの総数を算出します。
この領域で以下のように入力します。
- メトリック
- 1 番目のリストを使用して、用いる測定を選択します。
- 「平均」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート用に選択されているフィールドの平均値を戻します。
- 「カウント」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラートのカウントを戻します。 選択されたフィールドは、この計算に使用されません。
- 「合計」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート用に選択されているフィールドの合計を戻します。
- 「最小」を選択して、フィルターと一致するアラート内の選択済みフィールドの最小値を戻します。
- 「最大」を選択して、フィルターと一致するすべてのアラート内の選択済みフィールドの最大値を戻します。
- 2 番目のリストを使用して、測定を適用するフィールドを選択します。 アラート内の整数と時刻のフィールドのみが、メトリック計算に使用可能です。
ヒント: メトリック値は、「イベント・リスト」モニター・ボックス・ウィンドウ内のモニター・ボックスに表示されます。
フィルター設定値の適用と保存
フィルター設定値を定義または変更した後、変更内容を適用、保存、またはキャンセルするには、以下のように、該当するボタンをクリックします。
- 適用
- このボタンをクリックして、変更内容を保存せずにフィルターに適用します。
- 閉じる
- このボタンをクリックして、ウィンドウを閉じ、変更内容を廃棄します。
フィルターは、
.elf ファイル拡張子を付けて保存する必要があります。
注: UNIX では、コンダクターからフィルター・ビルダーを実行すると、「適用」ボタンが表示されません。 その場合にすべてのフィルターを保存するには、UNIX のフィルター・ビルダーからまたはを選択する必要があります。