IBM Tivoli Netcool/OMNIbus バージョン 8.1

MIB マネージャー コマンド行オプション

MIB マネージャー には、MIB データのインポートおよびルール・ファイルのエクスポートに使用できるコマンド行ユーティリティーが備わっています。コマンドを手動で発行したり、あるいはプログラムで呼び出したりすることができます。

コマンド行ユーティリティーを開始するには、以下のコマンドを使用します。
  • For UNIX operating system For Linux operating system $NCHOME/omnibus/bin/nco_mibmanager_batch [options]
  • For Windows operating system %NCHOME%¥omnibus¥bin¥nco_mibmanager_batch [options]

    Windows オペレーティング・システムでは、MIB マネージャーからの出力は、新規コンソールに表示されます。

次の表で、使用可能なコマンド行オプションについて説明します。オプション -exportmibs-exportobjects、および -exportoids は、Java パターン・エンジンと一致する正規表現を解析することができます。

For Windows operating system ディレクトリーを指定する際には、絶対ディレクトリー・パスを使用してください。例えば、次のように入力します。nco_mibmanager_batch -importdir "C:¥anydir¥mibs"

表 1. MIB マネージャー コマンド行オプション
コマンド行オプション 説明
-clean このオプションは、以前に MIB マネージャー グラフィカル・ユーティリティーを使用していた場合に、初めて MIB マネージャー コマンド行ユーティリティーを実行するときに使用します。このオプションを使用しない場合、エラーが表示されます。
-exportdir string このオプションは、生成されたルール・ファイルのエクスポート先となるディレクトリーを指定するのに使用します。ディレクトリー・パスは二重引用符 (") で囲みます。

例:

nco_mibmanager_batch -exportdir "/home/user/export_cmd" -filetype csv

-exportmibs string このオプションは、エクスポート対象とする MIB の名前を指定するのに使用します。正規表現を使用して、複数の MIB を指定できます。

例えば、以下のコマンドは、「RMON-MIB」という名前の MIB からオブジェクトをエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportmibs RMON-MIB -filetype csv

以下のコマンドは、名前に「MON」が含まれているすべての MIB からオブジェクトをエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportmibs .*MON.* -filetype csv

-exportnewdirectory このオプションは、エクスポートされたファイルが、既存のエクスポート・ディレクトリー内の新しいディレクトリーに書き込まれることを指定するのに使用します。 新しいサブディレクトリーには、自動的にタイム・スタンプを使用して名前が付けられます。このオプションを使用すると、確実に、既存のルール・ファイルは上書きされなくなります。

例:

nco_mibmanager_batch -exportdir "/home/user/export_cmd" -exportnewdirectory -filetype csv

-exportobjects string このオプションは、エクスポート対象とする MIB オブジェクトの名前を指定するのに使用します。正規表現を使用して、複数のオブジェクトを指定できます。

例えば、以下のコマンドは、「coldStart」という名前のオブジェクトをすべてエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportobjects coldStart -filetype csv

以下のコマンドは、名前が「cold」で始まるオブジェクトをすべてエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportobjects cold.* -filetype csv

-exportoids string このオプションは、エクスポート対象とする OID を指定するのに使用します。 正規表現を使用して、複数の OID を指定できます。

例えば、以下のコマンドは、OID 「1.3.6.1.6.3.1.1.5.1」を持つオブジェクトをすべてエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportoids 1.3.6.1.6.3.1.1.5.1 -filetype csv

以下のコマンドは、 OID が「1.3.6.1.6.3.1.1.5」で始まるオブジェクトをすべてエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportoids 1.3.6.1.6.3.1.1.5.* -filetype csv

以下のコマンドは、「1.3.6.1.6.3.1.1.5.1」または「1.3.6.1.6.3.1.1.5.2」という OID を持つオブジェクトをすべてエクスポートします。

nco_mibmanager_batch -exportoids 1.3.6.1.6.3.1.1.5.1|1.3.6.1.6.3.1.1.5.2 -filetype csv

-exportscope

ALL|TRAPS|OBJECTS

このオプションは、エクスポートされる MIB オブジェクトのタイプを指定するのに使用します。このオプションには、以下の値を指定できます。
  • ALL: すべての MIB オブジェクトがエクスポートされます。
  • TRAPS: トラップのみがエクスポートされます。
  • OBJECTS: オブジェクトのみがエクスポートされます。

例:

nco_mibmanager_batch -exportdir "/home/user/export_cmd" -exportnewdirectory -filetype csv -exportscope ALL

-filetype

csv|
csv_trap_objects|
html_with_frames|
html_without_frames|
lookup|ncil|nckl_1_1|
nckl_3_0|standalone|
text|
tivoli_universal_agent

このオプションは、生成されたファイルがエクスポートされるファイル・フォーマットを指定するのに使用します。このオプションは、エクスポート操作には必須です。
使用可能なパラメーターは以下のとおりです。
  • csv: すべてのオブジェクト・データは CSV ファイルに書き込まれます。
  • csv_trap_objects: すべてのトラップ・データおよび関連付けられた変数バインディング・オブジェクト・データが単一の CSV ファイルに書き込まれます。
  • html_with_frames: 公開に適した Web ページを作成します。
  • html_without_frames: 出力用に選択されたすべてのオブジェクトのリストが含まれている oids.html という名前の単一ファイルを作成します。
  • lookup: すべての指定値を、あらゆるルール・ファイルへの取り込みに適したタブ区切りリストで出力します。
  • ncil: 各エンタープライズ用に別個の組み込みファイルを作成し、汎用トラップ用に単一ファイルを生成します。
  • nckl_1_1: Netcool Knowledge Library V1.1 での使用に適したファイルを作成します。
  • nckl_3_0: Netcool Knowledge Library V3.x での使用に適したファイルを作成します。
  • standalone: 選択されたすべてのトラップが含まれている単一ルール・ファイルを作成します。
  • text: 各 OID 用に別個のテキスト・ファイルを作成します。
  • tivoli_universal_agent: .mdl ファイルおよび trapcnfg ファイルを作成します。
-help このオプションは、コマンド行オプションに関するヘルプ情報を表示するのに使用します。
-importdir string このオプションは、MIB ファイルのインポート元であるディレクトリーを指定するのに使用します。ディレクトリー・パスは二重引用符 (") で囲みます。

例:

nco_mibmanager_batch -importdir "/home/user/mibs"

-importdirtraverse このオプションは、インポートする MIB ファイルの検索時に MIB マネージャー がサブディレクトリーを全探索することを指定するのに使用します。

例:

nco_mibmanager_batch -importdir "/home/user/mibs" -importdirtraverse

-messagelevel

ERROR|WARN|
INFO|DEBUG|VERBOSE|NONE

このオプションは、メッセージ・ロギングのレベルを指定するのに使用します。 このオプションには、以下の値を指定できます。
  • ERROR: エラー・メッセージのみがログに記録されます。
  • WARN: 警告メッセージとエラー・メッセージがログに記録されます。
  • INFO: 通知メッセージ、警告メッセージ、および重大メッセージがログに記録されます。
  • DEBUG: すべてのメッセージがログに記録されます。
  • VERBOSE: 詳細メッセージに、変数、配列、およびハッシュの値と状態の変化に合わせてその状態が入れられます。
  • NONE: メッセージはログに記録されません。
-messagelog string このオプションは、メッセージ・ログ・ファイル mibmanager.log の書き込み先となるディレクトリーを指定するのに使用します。ディレクトリー・パスは二重引用符 (") で囲みます。

デフォルトは NCHOME/omnibus/log です。

-searchpath string このオプションは、MIB マネージャーが MIB 依存関係を解決するために検索できるディレクトリーのセミコロン区切りのリストを指定するのに使用します。ディレクトリー・パスは二重引用符 (") で囲みます。

例:

nco_mibmanager_batch -importdir "/home/user/mibs" -searchpath "/home/user/mib_dependencies"

以下のコマンドでは、依存関係について 3 つの指定されたディレクトリーが検索されます。

nco_mibmanager_batch -importdir "/home/user/mibs" -searchpath "/home/user/mib_dependencies;/home/user/mib_other;/home/user/mib_test"


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